グラミー賞に最も近い日本人 松居慶子が1年半ぶり凱旋公演 来年授賞式の日は「空けて待ってます」

[ 2019年6月22日 05:30 ]

ダイナミックなピアノの演奏で魅せる松居慶子
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 「今、最もグラミー賞に近い日本人」といわれるピアニスト、松居慶子(年齢非公表)が21日、1年半ぶりの日本公演を東京・南青山のブルーノート東京で行った。

 2月に日米同時発売した最新アルバム「Echo」がこれまで、米ビルボードのコンテンポラリー・ジャズチャートで2度1位を獲得。満員の300人の手拍子で迎えられ「里帰りできてうれしい。皆さんのおかげで首位を獲れました」と喜びを生報告した。

 同チャート1位は01年、16年のアルバムに続き、日本人最多の3回目。今作の最大の特長はロングヒットだ。2月28日付でトップに立った後、約2カ月後の5月2日付で首位に返り咲いた。2日後の5月4日付では同じビルボードのラジオエアプレー(ラジオでの放送回数)チャートでも1位に輝くなど、米国で評価が高い。

 日本人ピアニストのグラミー賞受賞となれば、11年の上原ひろみ(40)以来9年ぶり。通算28作目のアルバムで最も手応えを感じているといい「来年1月26日は一応、空けて待っています」と、すでに決定している次回のグラミー賞授賞式の開催日を挙げた。

 この日のステージでは収録曲をメインに全11曲を披露。「ハートが詰まった作品。長年応援してくれる皆さんの前で披露できてうれしい」と笑顔を見せた。持ち前のダイナミックな演奏スタイルと緩急を使った豊かな表現力で観客を魅了。駆け付けた20年来の親交があるキャスターの小倉智昭氏(72)は熱演に聴き入り「彼女の作る主旋律は世界中の人に分かりやすくて素敵。グラミー賞に一番近い日本人だと思う」と絶賛した。

 ◆松居 慶子(まつい・けいこ)生年月日非公表。東京都出身。5歳からクラシックピアノを始め、高校在学中に作曲などの音楽活動をスタート。渡米して87年に自主制作盤「水滴」を現地で発売すると、ロサンゼルス・タイムズなどが絶賛。01年、アルバム「Deep Blue」がビルボードのコンテンポラリー・ジャズチャートで初の1位に。例年は正月と夏にしか帰国せず、欧米、ロシアなどを飛び回って活動している。

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