前田敦子 ウズベキスタンで絶叫遊具体験、間違えて4回も「大変なことになりました」

[ 2019年6月15日 13:24 ]

映画「旅のおわり世界のはじまり」公開記念舞台あいさつに出席した前田敦子
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 女優の前田敦子(27)らが15日、都内で開かれた映画「旅のおわり世界のはじまり」(監督黒沢清)公開記念舞台あいさつに出席。前田は“舞台で歌う”という夢を心に秘めたテレビリポーターの主人公・葉子役を務めた。約1カ月にわたるウズベキスタンの全編ロケの苦労話を語った。

 撮影では、前田が危険な回転遊具に乗るシーンがあったという。黒沢監督は「タシケントの遊園地で、ロケハンのときふと歩いていて見つけた」という。自分で乗るのは嫌だと感じ、プロデューサーに乗ってもらったところ、「動き出した瞬間に絶叫していた。これはいける」と思って、決めたという。

 前田は「ぜひ乗ってみてほしいですね」と苦笑い。「間違えて4回乗ってしまって。大変なことになりました」。一緒に乗ってくれたのはカメラマン役の加瀬亮(44)だけで、「ほかのみなさんは絶対乗ってくれなかった」とうつむいた。

 「テストで前田さんが乗ったときにすごい顔して降りてきて。涙が止まらない様子だったので、大げさかなと思っていた」と加瀬。実際に乗ってみると「僕は1回で十分だった」と言うと会場は笑いに包まれた。プロデューサー役の染谷将太(26)は前田と一緒に乗らなかった理由を「乗っちゃうと共感しちゃうじゃないですか。かわいそうと思ったらダメ。やるのか休むのかどっちだって言うには乗らないほうがいいと思って」と役作りだったと強調。一方、AD役の柄本時生(29)は「僕は見てました。なんか大変そうだなって。それだけ分かればいいじゃないですか。乗りたくはなかったですね」と正直な気持ちを語った。

 美しく雄大なシルクロードを舞台に主人公と番組クルーが異国の地で様々な出会いによって新しい扉を開き、成長していく物語。ウズベキスタンの国民的人気俳優アディズ・ラジャボフ(35)が通訳兼コーディネーター役で出演している。

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