フジテレビ 松本人志「不良品」発言は「差別的な意図ないと判断」

[ 2019年6月7日 16:41 ]

「ダウンタウン」松本人志
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 カリタス学園の児童らが殺傷された川崎市多摩区の事件をめぐり、2日に放送された「ワイドナショー」(日曜前10・00)での松本人志(55)の発言が「差別だ」などと指摘されている件について、フジテレビは7日、宮内正喜社長(75)の定例会見で経緯を説明。石原隆取締役が「そういった(批判の)声を今後はしっかりと受け止めて番組づくりに生かしていきたい」と述べた。

 2日は収録番組のため、編集する時間はあった。石原取締役は、松本の発言について編集段階で「差別的な意図はないと判断して放送したつもりです」としている。

 松本の発言をめぐっては、過去にもネット上などで騒ぎになっているが、石原取締役は「ある種の鋭いセリフが売りにもなっている。同時にそれで傷つく人もいる。今後は、より慎重にやることを続けていく」と強調した。

 同番組では松本が、自殺した容疑者について「死にたいなら1人で死ぬべき」という意見もあり、論争が巻き起こっていることに触れ、「人間が生まれてくる中で不良品って何万個に1個、絶対これはしょうがないと思うんですよね。それを何十万個、何百万個に1つ減らすことはできるのかなって、みんなの努力で。正直、こういう人たち(凶悪犯罪者)はいますから絶対数」との見解を示した。

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2019年6月7日のニュース