藤井聡太七段、和服姿を初公開 羽生九段らとイベント「豪華メンバーなので緊張」

[ 2019年4月29日 15:49 ]

和服姿を初公開した藤井聡太七段(左から二人目)(撮影・我満 晴朗)
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 平成の将棋界を振り返るイベント「棋才(きさい)平成の歩(あゆみ)」が29日、東京都内で行われた。

 午後2時半からの第1部では谷川浩司九段、羽生善治九段、森内俊之九段をはじめ渡辺明王将・棋王らが平成を代表する豪華メンバーがトークショーに臨んだ。

 平成について羽生は「アナログ時代からデジタル時代に少しずつ移っていた時代。それを経験できたのは得がたいこと」と話し、渡辺は「平成でプロを目指し、プロになり、タイトルを獲るなどいろいろあった。あと2日で終わるのは感慨深い」とコメントした。

 第2部のリレー将棋では藤井聡太七段も登場。公の場では初という和服姿で現れ「豪華なメンバーなので緊張しています」とあいさつした。

 平成生まれの藤井は第3部で印象に残った対局として2年前の6月26日に達成した29連勝を挙げ「対局室が足の踏み場もないほど報道陣が集まっていたことを覚えています」と明かした。これに対し羽生が「連勝中は何連勝目で記録更新の手応えを感じましたか?」と質問。藤井ははにかみながら「20連勝目の澤田真吾六段戦で逆転勝利し、勢いがついたと思います」と応えた。

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