【明日4月1日のなつぞら】第1話 なつは剛男に連れられ十勝へ 柴田家は見知らぬ少女に戸惑い

[ 2019年3月31日 13:00 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第1話。十勝の柴田家に引き取られたなつ(粟野咲莉)(C)NHK
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 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)は1日に第1話が放送され、半年間という長丁場のスタートを切る。

 広大な平野と日高山脈。牧場を見下ろす丘の上、キャンパスに向かい、北海道・十勝の風景画を描くなつ(広瀬すず)。なつが十勝にやってきたのは1946年(昭21)、戦争が終わった翌年の初夏、9歳の時だった。復員服を着た剛男(藤木直人)に手を引かれ、焼け野原の東京から十勝にやってきたなつ(粟野咲莉)。夫の無事の帰還に喜ぶ富士子(松嶋菜々子)たち柴田家の家族だったが、剛男が連れてきた見知らぬ少女の姿に戸惑いを覚える。

 節目の朝ドラ通算100作目。日本テレビ「泥棒家族」や大河ドラマ「風林火山」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 音楽は数多くのアニメ作品に携わり、代表作に「おそ松さん」「3月のライオン」などがある橋本由香利氏。主題歌は「ロビンソン」など数々の名曲で知られる4人組ロックバンド「スピッツ」の「優しいあの子」で、スピッツが朝ドラに楽曲を提供したのは初。語りはお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(54)で、内村がドラマのナレーションを務めるのも初となった。

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