日テレ大久保社長、「イッテQ」BPO審議入り「誠意もって対応」 視聴者からは「応援の声が多い」

[ 2019年1月24日 17:21 ]

日本テレビ社屋
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 日本民間放送連盟(民放連)の定例会長会見が24日に行われ、会長を務める日本テレビ・大久保好男社長が、昨年11月に発覚した「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系、日曜後7・58)の人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」の一部でのやらせ疑惑について言及。同局内の調査は完了し、BPOの放送倫理検証委員会での審議入りが決定したことを伝えた。

 同番組の111本の企画について、成立過程からの同局内の調査の完了報告も受けたという。BPOの調査結果については「真摯に受け止めたい」と言及。今後、予定される関係者へのヒアリングも「誠意をもってやらせていただいきたい」と述べた。調査結果の報告について「今後、どのような追加要請があるか、指導も含めてさらに調査が求められるか、審議の推移を見守りながら、いつどのような形で公表するがいいかをもう少し検討させていただいています」と話した。

 同番組についての視聴者からはさまざまな意見が寄せられていて、「全体としては厳しい批判よりも、しっかりがんばるよう応援の声が多いように思う」とし、「甘えることなく、批判的な声にも耳を傾けて、より多くの視聴者に支持される番組を作っていかなければならない」と語った。また、大久保社長は、同番組を毎週視聴し、「面白いなあと思っている」感想を述べた。

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2019年1月24日のニュース