芸はもちろん政治もできる総合プロデューサー…歌舞伎界引っ張るNEW団十郎へ

[ 2019年1月15日 06:15 ]

海老蔵 20年5月に団十郎襲名

<市川海老蔵改め十三代目市川団十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台 歌舞伎座記者会見>報道陣からの質問に答える市川海老蔵(撮影・郡司 修)
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 海老蔵、ニュータイプ団十郎になる?これまで歌舞伎界では「芸は凄いが、政治はできない」と言われることがあった団十郎像だが、関係者は「政治もできて、歌舞伎界を名実ともに引っ張る存在になるのではないか」と期待する。

 座長を務めた17年7月の歌舞伎座公演で、昼夜1日ずつの休演日を設定。従来は25日間ぶっ通しが慣例で、体力面の負担を訴える声があったため、業界では「働き方改革」と高く評価された。

 また、この公演では勸玄君との宙乗りを自ら提案。直前に亡くなった麻央さんに見せたいとの思いからで、自己プロデュース力の高さも注目されている。

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