藤井七段 村田六段と今年最後の対局 勝負メシはカレーうどん

[ 2018年12月28日 12:22 ]

棋王戦ブロック別予選2回戦、藤井聡太七段の昼食の出前は、会館近くにある「やまがそば」のカレーうどん定食(830円)
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 最年少棋士・藤井聡太七段(16)が28日午前10時から、大阪市内の関西将棋会館で村田顕弘六段(27)と棋王戦ブロック別予選2回戦に挑んでいる。

 現在4連勝中でこの日が年内の指し納め。今年は2月の朝日杯将棋オープン戦で史上最年少優勝(15歳6カ月)を果たし、10月には新人王戦もラスト参戦で制した。また、四段から七段まで一気に昇段。最年少・最速・最高勝率で通算100勝(16歳4カ月と23日、プロ入りから2年2カ月と11日、100勝18敗で勝率0.847)にも到達するなど、史上最多29連勝に沸いた昨年にも負けない成績を残した。

 前日27日までの成績は今年度31勝6敗、通算成績102勝18敗。来年は最年少記録(タイトル挑戦が17歳10カ月、獲得が18歳6カ月=いずれも保持者は屋敷伸之九段)更新が大目標となる。

 正午から昼食休憩に入った。出前先は、ともに会館近くにある「やまがそば」で、藤井がカレーうどん定食(830円)、村田がにゅうめん(680円)。会館のある大阪市内でも初雪を観測するなど、この冬一番の寒気が列島を襲う中、2人揃って身体の温まるメニューで充電をはかった。

 持ち時間は各4時間。本日中の終局が見込まれている。

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