古市憲寿氏 初小説の芥川賞候補入りに「いろんな人がムカついてると思う」

[ 2018年12月17日 08:06 ]

 社会学者の古市憲寿氏(33)が17日放送のフジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)に出演。著書の小説「平成くん、さようなら」が第160回芥川賞(日本文学振興会主催)の候補になったことについて「いろんな人がムカついてると思うんですよ。なんで古市が候補なんだって。そういう人は逆にほかの候補作が面白いんで読んでいただいて賞が盛り上がれば」と話した。同作は、古市氏の初小説で、安楽死をテーマに生きることの意味を問い直す内容になっている。

 1935年の創設から80年以上の歴史を誇る芥川賞。過去にはロックミュージシャンの辻仁成(59)が96年「海峡の光」、パンクロッカーの町田康(56)が2000年「きれぎれ」、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(38)が15年「火花」で受賞。俳優で演出家の松尾スズキ(56)、マルチクリエーターのいとうせいこう(57)の作品も候補に挙がったことがある。

 選考会は来年1月16日夕、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれる。

続きを表示

2018年12月17日のニュース