弘兼憲史氏「体調壊したら『入院 島耕作』描く」 新章構想語る

[ 2018年12月17日 19:06 ]

「島耕作」連載35周年を記念した「島耕作『超』解剖展」を訪れた作者の弘兼憲史氏。撮影スポット「シマコーグラム」で島耕作と2ショット
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 スポニチの漫画紙「アルチーボ」で連載中の人気漫画「部長 島耕作」の弘兼憲史氏(71)が17日、東京・有楽町マルイで開催中の「島耕作『超』解剖展」を訪れた。

 「島耕作」シリーズは今年で連載35周年を迎え、現在は漫画誌モーニング(講談社)で「会長 島耕作」を連載中。今後について「いつまで描くかは考えていない。(体調を崩して)入院などしたら『入院 島耕作』が描けるかもしれませんね」と元気いっぱい。

 新章の構想を熱く語りながら「(日産前会長の)ゴーンさんと違い、島が逮捕されることはないと思う。でもそれも面白い話が描けるかもしれない」とイマジネーションを膨らませた。

 連載開始当初を振り返り「パワハラやセクハラ、残業なんかも当たり前だった」と懐かしがったが「島会長は働き方改革に賛成だと思いますよ」と話した。

 展覧会は劇中の名場面や、島耕作のサラリーマン人生を振り返る年表、「島耕作人生ゲーム」などの関連商品を展示。1月14日まで。

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2018年12月17日のニュース