藤井七段が最年少新人王 プロ棋士となって2年で四段→七段、優勝2回

[ 2018年10月17日 15:43 ]

藤井聡太四段
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 将棋の藤井聡太七段(16)は17日、大阪市の関西将棋会館で指された第49期新人王戦決勝3番勝負の第2局でプロ棋士養成機関、奨励会の出口若武三段(23)を破り2連勝で、同棋戦の最年少記録を31年ぶりに更新する16歳2カ月で優勝した。一般棋戦での優勝は、2月に最年少で制覇した朝日杯オープン戦に続いて2回目。

 ◆藤井七段の歩み◆

 2002年7月 愛知県瀬戸市で生まれる

 2016年10月1日 史上最年少の14歳2カ月でプロ棋士の四段に

 2016年12月24日 プロデビュー戦で加藤一二三・九段に勝利

 2017年6月26日 竜王戦決勝トーナメントで新記録の29連勝達成

 2018年2月17日 朝日杯準決勝で羽生善治竜王を破り、決勝も制し中学生初の棋戦優勝、六段昇段。15歳6カ月は史上最年少記録

 2018年3月13日 17年度の記録全4部門で1位が確定、最年少の「四冠王」に

 2018年5月18日 竜王戦ランキング戦5組で決勝に進出、最年少で七段昇段

 2018年7月31日 プロ入り後1年9カ月、最年少で公式戦100局に到達

 2018年10月17日 新人王戦決勝3番勝負で、奨励会の出口若武三段を下し、同棋戦の最年少優勝

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2018年10月17日のニュース