寺島進「台詞を入れ込むので必死」オフィス北野退社まで1カ月半

[ 2018年10月17日 15:33 ]

テレビ東京「駐在刑事」記者会見に出席した(左から)佐藤寛太、黒木瞳、寺島進、北村有起哉
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 テレビ東京のドラマ「駐在刑事」(金曜8・00、19日スタート)の記者発表会が17日、都内で開かれ、寺島進(54)のほかキャストが登壇した。「水曜ミステリー9」の人気シリーズが連続ドラマ化され、寺島は地上波連続ドラマ初主演となる。

 かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事、いまは東京・奥多摩の“駐在さん”江波敦史を寺島が演じる。出演者の黒木瞳(58)、笛木優子(38)らは「本当に遠いところです」とロケ地に通う苦労を吐露。一方で一面に広がる美しい風景はそれに癒やされながら、撮影は快調に進んでいるという。寺島は「日本一美しいドラマにします」と意気込む。

 また、江波のライバル的存在の加倉井を演じる北村有起哉(44)は、撮影現場でいい雰囲気を作っているのは寺島だと話す。「怖いときは怖い」が「ツッコんでいいときはいい」。しかしその見極めには少し時間掛かったという。ロケ入りした初日に二人が口論するシーンがあった。北村が寺島の出方を探っていると「そんなんじゃ芝居できねぇよ、もっと来いよ」と寺島。「遠慮しないでやるほうなんで、じゃあ」と応じたという。現場ではキツい言葉を投げかけることもある寺島だが、「連ドラには中だるみがありますから。それは愛ですね」。義理人情も描かれた作品だが、現場でもその雰囲気が漂っているそうだ。

 また、寺島は11月末をもって「オフィス北野」を退社し、12月からは「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」に移籍が決まっている。そのことについて問われると「『駐在刑事』に集中。台詞を入れ込むので必死」と変わらず役者活動を続けていると平然とした様子で話した。

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