藤井七段 勝てば最年少新人王!注目の一戦に報道陣詰めかける

[ 2018年10月17日 10:46 ]

新人王戦決勝第2局、出口若武三段(手前右)と藤井聡太七段
Photo By スポニチ

 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(16)が17日午前10時に大阪市内の関西将棋会館で始まった新人王戦決勝3番勝負の第2局で、プロ棋士養成機関・奨励会に所属する出口若武三段(23)と対戦している。

 10日に行われた第1局で先勝。この日も勝てば、2月の朝日杯将棋オープン戦以来となる2回目の棋戦優勝が決まる。8月に女流棋士との初対戦として注目を集めた里見香奈女流4冠(26)との対戦の時を上回る、25社53人の報道陣が対戦前から詰めかけた。

 先手番の藤井はいつも通り、熱いお茶を一口すすってから、落ち着いた様子で初手を指した。持ち時間は各3時間。昼食休憩を挟み、本日夕の終局が見込まれている。

 新人王戦は若手を対象とした一般棋戦で、藤井の参戦は今期がラスト。過去には羽生善治竜王(48)らも優勝し、トップ棋士への登竜門とされる。現在16歳2カ月の藤井が優勝すれば、森内俊之九段(48)が持つ17歳0カ月の最年少記録を更新する。

続きを表示

2018年10月17日のニュース