84歳・宝田明、軽快ミュージカルシーン「ダンスウィズミー」で54年ぶり挑戦

[ 2018年10月17日 09:38 ]

三吉彩花(左)、やしろ優(右)とポーズを決める宝田明
Photo By スポニチ

 ベテラン俳優の宝田明(84)が、矢口史靖監督(51)の最新作「ダンスウィズミー」(来年夏公開予定)に出演し、映画では54年ぶりとなるミュージカルシーンに挑んだ。「ゴジラ」(1954年)などの印象が強いが、50〜60年代には美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの三人娘が主演の東宝の音楽映画に数多く出演。64年に「アニーよ銃をとれ」でミュージカルに初出演するなど、草分け的存在として知られる。

 矢口監督の「紳士なのに、軽妙でちょっとH。ほかに思い浮かばなかった」というラブコールを快諾。三吉彩花(22)演じる主人公を「音楽を聴くと歌い踊らずにはいられなくなる体」にしてしまう催眠術師役を演じた。64年の「ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば」以来となるミュージカルシーンでは、三吉とやしろ優(31)が歌う山下久美子(59)の「Tonight(星の降る夜に)」に合わせ軽快なステップを披露。振り付けは全てお任せで「どう動けばいいかは体の中に入っている。気持ちよく踊れたよ」と満足げに振り返っていた。

続きを表示

2018年10月17日のニュース