「ONE PIECE」「NARUTO」など人気作家の原点知る“読み切りパック”をアプリ配信

[ 2018年8月13日 05:00 ]

「週刊少年ジャンプ レジェンド読み切りパック」のイメージカットと12作品のキャラクター勢
Photo By 提供写真

 集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+」で、「ONE PIECE」の尾田栄一郎氏や「NARUTO―ナルト―」の岸本斉史氏ら人気作家のブレーク前の読み切りを中心に12作を集めた「週刊少年ジャンプレジェンド読み切りパック」が13日から配信される。

 「ジャンプ+」は無料で読めるオリジナル漫画50作以上が連載され、「週刊少年ジャンプ」電子版やジャンプコミックスの購読ができるアプリ。今回の「レジェンド読み切りパック」は、電子版「週刊少年ジャンプ」の定期購読者限定の企画で、配信期間は無期限。

 尾田氏の「MONSTERS」(1994年発表)、岸本氏の「王様キッド」(同97年)のほか「ニセコイ」の古味直志氏の「island」(同07年)や「僕のヒーローアカデミア」の堀越耕平氏の「僕のヒーロー」(同08年)などをラインアップ。

 後のヒット作をほうふつさせる作品もあれば、かなり方向性の違う作品もある。人気作家の作風や画風の変化を見るのも興味深い。

 「いぬまるだしっ」(08〜12年に週刊少年ジャンプで連載)などを手掛けた大石浩二氏の「長浜洋次郎物語〜未来への跳躍〜」(14年発表)もパックされている。

 掲載12作品は以下の通り。

 ▼90年発表「ザ★手ぬきくん対 物酢御くんパァト1」など3作=うすた京介氏(代表作「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」)

 ▼同94年「MONSTERS」=尾田栄一郎氏(代表作「ONE PIECE」)

 ▼同98年「カラクリ」=岸本斉史氏(代表作「NARUTO―ナルト―」)

 ▼同07年「island」=古味直志氏(代表作「ニセコイ」)

 ▼同08年「王様キッド」=古舘春一氏(代表作「ハイキュー!!」)

 ▼同08年「僕のヒーロー」=堀越耕平氏(代表作「僕のヒーローアカデミア」)

 ▼同11年「実力派エリート迅」=葦原大介氏(代表作「ワールドトリガー」)

 ▼同14年「GAZER」=ミウラタダヒロ氏(代表作「ゆらぎ荘の幽奈さん」)

 ▼同14年「長浜洋二次郎物語〜未来への跳躍〜」=大石浩二氏(代表作「いぬまるだしっ」)

 ▼同16年「ポピィの願い」=白井カイウ氏、出水ぽすか氏作(代表作「約束のネバーランド」)

続きを表示

2018年8月13日のニュース