大谷亮平　初声優はシャチ役「弱肉強食の上にいる動物が好き」

劇場ぷちアニメ「恋するシロクマ」公開アフレコ収録を行った大谷亮平
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　俳優の大谷亮平（３７）が２日、都内で劇場ぷちアニメ「恋するシロクマ」の公開アフレコ収録を行った。

　全国の映画館の幕間にて上演中の同アニメ。白いアザラシ（♂）を好きになってしまったシロクマさん（♂）の恋のゆくえを約３０秒の映像で描く、弱肉強食の世界で紡がれるホワイトラブストーリーとなっている。

　今回、新キャラクターのシャチ役のキャストに決まり、声優初挑戦となった大谷は、収録を終えた感想を聞かれると「アニメの絵に合わせて自分の声をあてるというのが初めての経験だったので、最初は心配をしていたんですけど、スタッフの方々が優しく見守ってくださって、終始楽しく和やかな雰囲気の中でなんとかやり遂げることができました」と安堵し、「貴重な仕事をさせてもらって、充実した感じでよかったなと思います」と笑顔を見せた。

　また、シャチ役の声のオファーが来た際の心境を尋ねられると「子どもみたいですけど、動物界の中では、弱肉強食の上にいる動物が個人的に好きなので、陸だったらトラだったりライオンだったり、という意味で海ではシャチはこれ以上ない生物ですから、なんかカッコいいなあって」と声を弾ませ、「（登場）キャラクターを見せてもらった中ではやりたいのは、やっぱりシャチだったし、自分は乾いたドライな声をしているので、合うんじゃないかなと思って嬉しかったですね」と語った。

　韓国で活躍をした後、日本で活動を始めた“逆輸入俳優”として話題を集めた大谷。今回の収録スタジオが、韓国料理や韓国雑貨店が多く立ち並ぶ新大久保にあることについてコメントを求められると「これは縁ですね」としみじみ。「僕がよく行く行きつけのお店もこの辺にあるんですけど、このスタジオに入る前にそういう背景を見て、初めての経験をさせてもらって、この先、シャチ役は最初で最後になると思うので、感慨深い１日となりました」と目を輝かせた。