「半分、青い。」鈴愛「死んでくれ」に賛否 華丸「夫婦間の問題」も「涼ちゃんは極端」北川氏の思いは…

[ 2018年8月2日 10:12 ]

連続テレビ小説「半分、青い。」第105話の1場面。涼次が家を出て行き、呆然とする鈴愛(永野芽郁、右)(C)NHK
Photo By 提供写真

 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(48)博多大吉(47)が2日、MCを務めるNHK「あさイチ」(月〜金曜前8・15)に生出演。1日遅れで前日1日に放送された連続テレビ小説「半分、青い。」(月〜土曜前8・00)第105話の“朝ドラ受け”をした。

 第105話は、映画監督デビューが決まり、夢をあきらめ切れない涼次(間宮祥太朗)から「家族は邪魔になる」と離婚を切り出されたヒロイン・鈴愛が「死んでくれ。死んでくれ、涼ちゃん。そしたら、許してあげるよ。別れてあげるよ」。朝ドラらしからぬセリフに、インターネット上は賛否が分かれ、大反響を呼んだ。

 大吉が「ドラマの方は、ちょっと切ない日々が続いておりますけども」と水を向けると、華丸は「古風な発想かもしれないですけど、いいですか。僕は…カツ丼にはタマネギを入れるんです」と、タマネギを入れない草太(上村海成)のカツ丼がヒットしたという第106話(2日)の内容をネタに笑いを誘う。大吉は「そっちですか。そっちのことを今、言いますか。古風ですね、とはならないですよね。好みだから」とツッコミを入れた。

 華丸は「いや、どうしても、やっぱりね、夫婦間の話はさ。もう、見守るというか」としながらも「それは思うよ、涼ちゃんは極端だと。いいやん、別に家族いながら監督したって。と思うけど、そこはもう夫婦間の問題だから、言えない。でも、鈴愛派ですよ。(鈴愛が)小さい頃から見ているから」と持論を展開した。

 脚本を手掛ける北川悦吏子氏(56)は自身のツイッターで「私も現場も納得してやってることです。覚悟は出来てます。北川さんの船に乗ったんです!と、何度も言われました」「私の周りの、本物のクリエーターたちは、やはり、家族を持つことが出来なかったんです。それは、どうしてか、っていうと、『孤独』で『ひとり』でないと、立ち上がらないものがある、と私なんかは思います」「この一年半、私は家族を捨ててたのも同然です。なにも関知しなかった。そうじゃないと書けなかった。こんなハンパな作家の私ですら、そうなんです。友人の脚本家もやはり、別居しました。物を創るって、隣にいる人からしたら、『罪』なんだ、と思っています。そしてその本人も辛い。創るだけでつらい」「(賛否両論は)狙ってないですよ。必死で書いてただけです」などとセリフに込めた思いを説明している。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月2日のニュース