武井壮 日大加害選手会見にツイッター7連続投稿「スポーツ界に潜んでいる闇だなこれは」

[ 2018年5月22日 21:55 ]

タレントの武井壮
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 タレントの武井壮(45)が22日、自身のツイッターを更新。6日に行われた学生アメリカンフットボールの試合で日大の選手が無防備な関西学院大選手に後方から悪質なタックルをして負傷させ、加害者側の日大・宮川泰介選手(20)がこの日、記者会見したことを受けて自身の思いを明かした。

 「アメフト問題このあと選手の会見かあ。。真相はどうなのかな。。」などと記者会見前にツイートしていた武井は、その後、会見について7連続でツイッターを更新。1本目で「スポーツ界に潜んでいる闇だなこれは。。」と短くつぶやくと、その後は制限ぎりぎりの文字数で長文を打ち込んだ。

 2本目で「スポーツってよ、努力して夢叶えて幸せになるためのもんだろう?大人のくだらねえ権威争いとか保身の為に子供達を扱うもんじゃねえだろうよ。。指導者の仕事はその知識と経験で最善の努力の時間を提供して世の中で生きていく為の武器や名誉、勝利より大切な人生を与えてあげることなんじゃねえのか??」とつづると、「こんな悲しい会見ないよ。武井さんの光で闇を消してくれよ」とつぶやいた「平成ノブシコブシ」徳井健太(37)にリプライする形で「徳井さん、オレのできることでなら全力でスポーツを愛する若者たちが例外なく幸せな人生を送れるような世の中をつくる為に頑張ります!スポーツは世界を平和にする僕ら人間が作った平和への最強の武器だと信じています。。応援してください。。」と3本目を投稿。

 その後も「どんな道でもそうだけど指導者の仕事ってよ、常に新しい鍛え方や戦術を研究して選手に最短で最善の努力を提供することだと思うんだよ。決して強権を翳して激務をこなさせたり利用したり自分の名誉を誇る事じゃない。選手が成功したらその努力を讃え、失敗したら指導の至らなさを嘆いて守るのが役目だよ」「競技関係者みんなもう一度考えよう。勝利やオリンピックは当然大事だし素晴らしいよ。でもよ反則したり若者苦しめたり彼らが人生投げ出してまでも『勝たなきゃ食って行けない』ような業界じゃ未来はねえよ。勝っても負けても『あの競技を学んでるなら信頼できる』と思える人材を育むのが我々の役目だろ」「メダルだの日本代表だのって輝く舞台の光にだけ照らされて大切なところに影が差していないかい?スポーツはあくまで遊びだろ?それを沢山の人が楽しんでくれるから我々が仕事にできる。それを広めてそこを目指す若者を募るなら彼らが豊かで幸福な人生を手に入れる場所にするのが年長者の責務だと思う」と立て続けにツイートした。

 武井自身は陸上・十種競技の元日本チャンピオンという元トップアスリート。それだけにこの件についての思いが深いことは想像に難くない。「オレ自身マイナー競技の出身でその勝利だけじゃ人生に満足できなかった。でもその後スポーツには世界のトップ選手になるだけじゃなく、多くの人にその楽しみを伝える事で仕事にできると証明したくて芸能界に来た。スポーツの素晴らしさとそこに生きる若者たちの魅力をもっと輝かせる先輩でいたいと思う」。武井はそう記して7連続ツイートを締めくくった。

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2018年5月22日のニュース