真木よう子、大泉洋らが出演「焼肉ドラゴン」 全州映画祭OP作品に 観客3000人が総立ちの拍手

[ 2018年5月5日 17:15 ]

韓国・全州国際映画祭に参加した(左から)イム・ヒチョル、イ・ジョンウン、キム・サンホ、鄭義信監督
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 真木よう子(35)、大泉洋(45)らが出演する映画「焼肉ドラゴン」(6月22日公開)が3日、韓国・全州市で開幕した「全州映画祭」(12日まで)のオープニング作品として上映され、鄭義信監督(60)会見と舞台あいさつを行った。19回目の同映画祭で、日本映画がオープニングを飾るのは08年の「接吻」(監督万田邦敏)以来10年ぶり。上映後、観客3000人から総立ちの拍手が起こった。

 同作は劇作家・鄭氏の作品で、1970年前後の大阪を舞台に懸命に生きる在日コリアンを描き、日韓の演劇賞を総なめにした。映画化され、鄭氏自らが監督・脚本を担当。映画脚本は「月はどっちに出ている」「血と骨」などを担当して定評があるが、監督は初めてで「慣れないことも多々あったが、毎日が夢のようで、日々一生懸命。とても幸福な現場でした」と振り返った。また「忘れてはいけない日本・韓国の歴史を残したかった」と語った。

 韓国人キャストも同席。俳優キム・サンホ(47)は「日本の魅力的な俳優と日々を共に過ごすことで本当の意味での“家族”になれた」と話し、女優イ・ジョンウン(48)も「血のつながりだけが家族ではない。新しい家族の概念を与えてくれる作品」と自信をみせていた。

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2018年5月5日のニュース