TBS土曜深夜の長寿番組「ランク王国」22年半の歴史にひっそり幕

[ 2018年3月25日 02:36 ]

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 この春の番組改編では、フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「めちゃ×イケてる!?」「ウチくる!?」、テレビ朝日「『ぷっ』すま」など、20年以上続く長寿番組が続々終了する。そんな中、TBSでも22年半続いた長寿番組が24日深夜、ひっそりと最終回を迎えた。さまざまな番組オリジナルのランキングを紹介し、長年愛されてきた「ランク王国」(土曜深夜2・08)だ。

 番組は1995年10月にスタート。時間帯を度々変更しながらも、土曜の深夜に独自の音楽ランキングを紹介する「COUNT DOWN TV」に続いて、番組オリジナルのCGキャラクター「ラルフ」と女性タレント、女性アナウンサーの進行で、コミック、ゲームソフト、アイドル写真集、アイドルDVDなど、さまざまなランキングを紹介し、人気を集めてきた。さらに、毎週、街角アンケートでさまざまなテーマの独自ランニングも取り上げるなど、同局の土曜深夜の定番番組となっていた。

 ラルフとコンビを組む女性司会者は3代目までは同局のアナウンサーが担当。初代は進藤晶子アナウンサー(46=現在はフリー)、2代目は小倉弘子アナウンサー(43)、広重玲子アナウンサー(46)がそれぞれ務めた。4代目以降は若手の女性タレントが担当。11代目となった最後の司会は愛称“りほにゃん”としてタレントの加藤里保菜(22)が務めた。

 4月以降の番組表からは同番組の名前は消滅。「COUNT DOWN TV」の後は通販番組「カイモノラボ」がラインアップしている。最終回を前に番組表に「終」のマークがそっと付けられ、番組終了が告げられた。突然の発表に、視聴者からは「え、ランク王国終わるの?」「ランク王国終わるんか!ショック」「最近見てなかったけど、残念だなぁ」「あのぼーっと見る週末感好きだったなぁ」などと惜しむ声が広がった。

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