妻夫木聡が3年半ぶりの連ドラ主演 WOWOW「イノセント・デイズ」満足度高く

[ 2018年3月24日 17:22 ]

「連続ドラマW イノセント・デイズ」
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 18日にスタートした妻夫木聡主演「連続ドラマW イノセント・デイズ」(WOWOWプライム、毎週日曜午後10時)が好調なスタートを切った。

 妻夫木聡が3年半ぶりの連続ドラマ主演を務め、WOWOWドラマは初登場となる。妻夫木は主演だけでなく企画も携わっており、原作者は14年に公開された映画「ぼくたちの家族」の早見和真氏、監督は昨年公開された「愚行録」で初メガホンをとった石川慶氏。脚本は連ドラ初主演だった「ブラックジャックによろしく」(03年、TBS)の後藤法子と、いずれも映画やドラマで妻夫木が主演を務めてきた作品の制作陣が集結した。

 死刑判決が下された幼なじみ(竹内結子)の無実を信じて、主人公が仲間とともに真相に迫っていくというもの。“虐待”、“強盗致傷事件”、“ストーカー”、“整形”など彼女の人生をだどっていくうちに見えてくる壮絶な過去。その裏に隠された真実が解き明かされていくミステリー。迫りくるリミット中で確定した死刑判決を覆せるかどうか、手に汗握る展開となっている。主人公の幼なじみで共に真実を突き止めていく弁護士に新井浩文、拘置所内で竹内の担当となる新米刑務官役の芳根京子のほか、余貴美子、石橋蓮司、ともさかりえ、長谷川京子ら豪華キャストがつむぐ人間ドラマも見どころの一つだ。

 データニュース社(東京)が行なっているWOWOW加入者を対象とした視聴状況調査「WOWOWウォッチャー」(対象1000人)にも1話終了後さまざまな感想が寄せられた。「原作が好きなので見たけど面白かった」(33歳男性)、「原作を読み見たいと思っていましたが、ドラマも良かった」(62歳女性)と原作を知る視聴者も納得の出来。ドラマで初めて触れた視聴者からは「キャストも豪華でこれからの展開が凄く気になります」(53歳女性)、「個性的なキャストと重厚な演技、独特な映像でとても興味深く観ることができた」(36歳男性)など、骨太な内容はもちろん実力派の俳優陣に期待が膨らむ初回だったようだ。

 満足度も4・00(5段階評価)と、単純比較はできないが、地上波も含めた今年放送のドラマで「99.9−刑事専門弁護士−」(TBS)の初回3・97を上回る最高のスタートダッシュ。地上波に負けない豪華キャストとWOWOWならではの重厚感たっぷりの作品。第2話は25日放映予定。

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2018年3月24日のニュース