日曜劇場「99.9」、「銀河鉄道999」と異例コラボ!松本零士氏がドラマ初出演「新しい勉強」

[ 2018年3月3日 08:00 ]

日曜劇場「99・9 ―刑事専門弁護士― SEASON2」に出演する松本零士氏(C)TBS
Photo By 提供写真

 「銀河鉄道999」の作者で、日本を代表する漫画家・松本零士氏(80)が、4日放送のTBS日曜劇場「99・9 ―刑事専門弁護士― SEASON2」(日曜後9・00)の第7話に出演することが3日、分かった。80歳にしてドラマ初出演の松本氏は「たくさんのスタッフや役者さんが時間をかけてドラマを作りあげる姿にまた新しい勉強となりました」と撮影を振り返っている。

 「99・9」と「999」の異色のコラボが実現した。「99・9」は個性的な刑事専門弁護士たちが逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンターテインメントドラマ。16年4月期に大ヒットした人気作の続編で、今期も第6話までの平均視聴率16・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と他ドラマの追随を許さず、1月クール民放連ドラ1位の座へ向け独走している。

 一方、「銀河鉄道999」は言わずと知れた日本を代表するSF漫画で、銀河系の各惑星が銀河鉄道と呼ばれる宇宙空間を走る列車で結ばれた未来世界を描く。2月に11年ぶりの新作が発表されたばかりで、今年で記念すべき40周年を迎えている。

 自身も80歳となる節目にドラマ初出演となった松本氏は「初めてのドラマ出演で、たくさんのスタッフや役者さんが時間をかけて作りあげる姿にまた新しい勉強となりました」とコメント。「6月から上演する舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜も、このドラマのように盛り上がってくれることを期待します」と異例コラボの相乗効果にも期待した。

 松本氏が出演する第7話は、主演の「嵐」松本潤(34)が演じる若手弁護士・深山大翔の上司である敏腕弁護士・佐田篤弘(香川照之)が業務上横領幇助の容疑で逮捕されてしまう展開。松本氏は劇中の小料理屋「いとこんち」でのシーンに登場する。

 「幼い頃遠泳したり野山を駆け回っていたので、体力には自信がありますので、撮影の長さはへっちゃらでした」と撮影を振り返った松本氏は、「また機会がありましたら、ぜひよろしくお願いします」と次回出演にも意欲満々。漫画界の巨匠がどのような演技を見せるのか、注目を集めそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2018年3月3日のニュース