深水三章さん急死 70歳、映画「楢山節考」「うなぎ」で名脇役

[ 2018年1月3日 04:00 ]

 名脇役として知られる俳優の深水三章(しんすい・さんしょう、本名ふかみ・みつあき)さんが昨年12月30日深夜、虚血性心不全のため死去していたことが2日、分かった。70歳。熊本県出身。葬儀・告別式は親族のみで営み、15日に東京・新宿の京王プラザホテルでお別れの会を営む予定。映画「楢山節考」「うなぎ」など故今村昌平監督作品に数多く出演し、NHKドラマ「阿修羅のごとく」、大河ドラマ「炎立つ」などで存在感ある演技を披露した。

 事務所関係者によると、業界関係者との忘年会に参加後、30日早朝、都内の自宅前で倒れているのを新聞配達のため、通りかかった人が発見。深水さんは運ばれた病院で死亡が確認された。1週間前までは普段と変わらない様子で仕事をしており急死だった。94年に女優、萩尾みどり(63)と離婚。現在は一人暮らしだった。

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