テレ東「池の水」で発見の佐賀藩鍋島家の瓦 佐賀県で初お披露目

[ 2018年1月3日 07:40 ]

佐賀城本丸歴史館(右)で1日から特別展示されている佐賀藩鍋島家の軒丸瓦
Photo By 提供写真

 テレビ東京のヒット企画「池の水ぜんぶ抜く」で東京・日比谷公園の池から発見された、佐賀藩鍋島家の上屋敷の軒丸瓦と軒平瓦が佐賀県で初めてお披露目されることが2日、分かった。佐賀城跡に位置する佐賀城本丸歴史館で今月1日から来月4日まで特別展示される。

 同番組が昨年8月上旬に日比谷公園の雲形池の池を114年ぶりに抜いた際、家紋が描かれた瓦を発見。調査の結果、江戸時代にこの付近に屋敷を構えていた鍋島家屋敷に使われていた瓦と判明。昨年9月3日放送のシリーズ第4弾「緊急SOS!超巨大怪物が出た!出た!池の水ぜんぶ抜く大作戦4」で“歴史的大発見”として放送された。

 県は今年3月から、幕末維新期の佐賀の偉人や偉業を後世に伝えていく「肥前さが幕末維新博覧会」を開催予定。今回の軒丸瓦と軒平瓦の展示はそれを記念してのもので、東京都の協力を得て実現したという。

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2018年1月3日のニュース