染谷将太主演「空海」中国5万スクリーン 超大作、公開スケールも破格

[ 2017年12月20日 05:00 ]

映画「空海」の会見で北京を訪れ、北京を代表する観光名所の紫禁城神武門前で写真撮影する染谷将太(右)と阿部寛
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 中国の巨匠チェン・カイコー監督(65)が手掛ける日中合作映画「空海 KU―KAI 美しき王妃の謎」の会見がこのほど中国・北京で行われ、主演の染谷将太(25)らが出席した。

 構想10年、日中合作映画で史上最高の総製作費150億円をかけた注目の超大作。劇中で全編中国語のセリフに挑んだ染谷が流ちょうに「ダージャーハオ、ウォーシーラングゥチャンタイ(皆さんこんにちは、染谷将太です)」とあいさつすると拍手が起きた。

 平安時代に遣唐使として唐(中国)に渡った空海が、都の長安で起きる怪事件の謎を追う物語。日本では来年2月24日に300スクリーンで公開されるが、中国では今月22日に全土の約5万スクリーン全てで公開。染谷は破格のスケールに「役割を全うする責任を感じていました」と表情を引き締めた。

 海外監督の作品は初出演。空海の相棒となる詩人・白楽天役の人気俳優ホアン・シュアン(32)に中国語を教わるなど親交を深め「2人で“このバディは最高。これからもこの2人の光景を見たいよね”と話していた」とシリーズ化に期待。チェン監督は「今後もいろんな役をお願いしたい」とほれ込んだ様子で、染谷は「映画は世界共通。チャレンジできるタイミングがあれば飛び込んでいきたい」と海外での活躍に意欲を見せた。

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