藤井四段、稲葉八段の的確な攻めの前に敗れる 対局後は疲労困ぱい

[ 2017年12月10日 13:21 ]

 将棋の藤井聡太四段(15)が10日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメント3回戦で稲葉陽八段(29)と対局し、169手で敗れた。

 稲葉は今年4〜6月の名人戦挑戦者で今期順位戦A級、次期竜王戦1組に在籍するトップ棋士。後手番の藤井は徐々に守勢に回ると、持ち駒を自陣に連打して守りを固めたが、稲葉の的確な攻めに徐々に囲いをこじ開けられた。

 放送時間ギリギリまでの粘りも及ばず、対局後は疲労困ぱいの様子。これで藤井の公式戦通算成績は52勝9敗となった。

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2017年12月10日のニュース