SHISHAMO歓喜 川崎F初戴冠「応援していて良かった」

[ 2017年12月3日 06:46 ]

「明日も」がサッカーJ1・川崎Fの応援歌となっているSHISHAMO(左から)松岡彩、宮崎朝子、吉川美冴貴はチャンピオンTシャツを着てJ1初優勝を祝福
Photo By 提供写真

 サッカーJ1の川崎Fがリーグ初優勝を果たした2日、応援歌「明日も」を歌う女性3人組バンド「SHISHAMO(ししゃも)」が悲願成就を祝福した。

 3人はクラブから贈られたチャンピオンTシャツを着た写真を、所属レコード会社を通じて公開。生まれてからずっと川崎市で暮らしているボーカルの宮崎朝子(22)は「本当に本当にうれしいです」と興奮気味にコメントした。

 「明日も」は、宮崎が昨年9月に川崎Fの試合を初観戦した際に作った。サッカーに詳しくなかったが、サポーターの熱量に魅了されたことで生まれた。つらい日常を送る人々が、ピッチ上のヒーローに元気をもらう様子を歌った楽曲は瞬く間にサポーターに支持され、バンドは7月のファン感謝デーで同曲を熱唱した。

 「ずっと信じていたのでこの結果にビックリはしていませんが、とにかくフロンターレを応援していて良かったなと心から思いました」と感激。宮崎以外の2人も川崎在住で、今や川崎Fの熱狂的ファン。宮崎は「自分たちにとっても大切な曲で川崎Fに関われたこと、人生の中でとてもかけがえのない時間だなと感じた」と喜びを表現した。

 「明日も」はNTTドコモのCMに起用され全国区になった。バンドは大みそかの「NHK紅白歌合戦」への初出場も決めている。ダブルの喜びで3人の進撃はますます勢いを増しそうだ。

続きを表示

2017年12月3日のニュース