「和牛」がM―1優勝候補筆頭 ジャルジャルなど4組が横一線か

[ 2017年12月3日 05:00 ]

「M―1グランプリ2017」決勝に進出した(前列左から2人ずつ)「カミナリ」「ミキ」「和牛」「ゆにばーす」(後列左から2人ずつ)「ジャルジャル」「かまいたち」「マヂカルラブリー」「さや香」「とろサーモン」
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 漫才日本一を決める「M―1グランプリ2017」が3日、都内のテレビ朝日で開催される。決勝にはすでに準決勝を勝ち上がったコンビ9組と、この日の敗者復活戦を勝ち上がった1組の計10組が4094組の頂点を目指す。

 初の決勝進出が6組というフレッシュな大会。優勝候補筆頭に挙がるのは昨年、「銀シャリ」に僅差で敗れて準Vの「和牛」だ。漫才に磨きがかかり、順当なら圧勝劇も。対するは一線で並ぶ「ジャルジャル」「かまいたち」「カミナリ」「ミキ」の4組。「ジャルジャル」は3度目の決勝進出。後藤淳平(33)は「これまでの芸人人生で一番漫才に打ち込んだ1年。優勝したい」と意気込む。「かまいたち」は史上初の「キングオブコント」との二冠も夢ではない。「カミナリ」の石田たくみ(29)は「昨年より進化してる」と鼻息も荒い。兄弟コンビ「ミキ」は結成6年目。正統派“喋くり”漫才で勝負だ。伏兵は「とろサーモン」。鬼才・久保田和靖(38)の芸風が受け入れられれば一発も。「ゆにばーす」「マジカルラブリー」「さや香」はどこまで上位陣に食い込めるか。

 敗者復活戦からは「スーパーマラドーナ」「南海キャンディーズ」「天竺鼠」「相席スタート」「霜降り明星」ら20組がラスト1つのイスを目指す。今回、ルール変更があり、ネタ順は本番直前の抽選で決められる。

 また、今年の審査員はオール巨人(66)、松本人志(54)、上沼恵美子(62)、中川家・礼二(45)、博多大吉(46)の5人が続投。7年ぶりに渡辺正行(61)、13年ぶりに春風亭小朝(62)が復帰する。

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2017年12月3日のニュース