沢田知可子 沢ちひろさんしのぶ 遺作は「大切に歌わせて頂きたい」

[ 2017年4月10日 13:05 ]

沢ちひろさんについブログを更新した沢田知可子
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 歌手の沢田知可子(53)が10日、公式サイトのブログを更新し、自身の代表曲である「会いたい」の作詞家として知られ、昨年2月に亡くなっていたことが分かった沢ちひろさんをしのんだ。

 沢田は沢さんの訃報を今年1月に遺族から知らされていたといい、「本当に驚きました」。「『会いたい』からは沢山の奇跡を頂きました。こうして今歌手沢田知可子として活かされているのも『会いたい』という歌に出会えた奇跡です」と名曲の生みの親に感謝。生前、沢さんと共に作った未発表曲「冬のほたる」の存在を明かし、「この度、ご遺族様に背中を押して頂きまして、遺作となったこの『冬のほたる』を歌わせて頂くことに致しました」と6月21日発売の30周年記念アルバムに同曲を収録する。「ご冥福を心からお祈りするとともに、沢ちひろさんへの哀悼と感謝を込めて大切に歌わせて頂きたいと想います。ありがとうございました」と悼んだ。

 沢さんは14年の「会いたい騒動」でクローズアップされた。沢田がバラエティー番組で披露した「会いたい」の替え歌の内容に立腹。また14年に発売したアルバムに収録されたバージョンで冒頭にセリフを追加したなどとして、沢田側を相手取り訴訟を起こしたが、15年7月に提訴を取り下げた。

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2017年4月10日のニュース