申年は大変革!?流行語大賞ノミネート語の中に発見した“共通項目”

[ 2016年12月2日 08:40 ]

「神ってる」で年間大賞を受賞し笑顔を見せる鈴木
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 年末恒例の「2016年新語・流行語大賞」が「神ってる」に決まった。トップ10には「盛り土」「聖地巡礼」「PPAP」などが選ばれたが、時間を少し戻すと、ノミネートされた30語の中には、共通項目でくくれるものがあった。

 「EU離脱」「トランプ現象」「都民ファースト」。共通点といえば…いずれも「投票」によって誕生した言葉だ。

 6月にイギリスで行われた国民投票。大方の残留予想を覆し「EU離脱」が過半数超え。EU各国よりも、イギリス自体が一番驚いただろう。

 「トランプ現象」は、11月の米大統領選で民主党のヒラリー・クリントン候補を破って、不動産王のドナルド・トランプ氏が勝利。政府・軍での職務経験がない初めての大統領で、全世界がこれからのアメリカどうなっちゃうの?と思った瞬間だった。

 2つに比べれば、世界に与えた衝撃は少ないが「都民ファースト」「レガシー」などの「百合子語」は、小池百合子知事が誕生したからこそ。

 既成政治に不満を感じた有権者が、投票行動で示した“市民革命”。申(さる)年は「大変革」が起こりやすいとの格言通りになった。

 2017年の酉年は「申酉が騷ぐ」のだそう。いったいどんな年になるのだろうか。

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2016年12月2日のニュース