「五郎丸」流行語大賞逃した理由は授賞式欠席 鳥越氏明かす

[ 2016年12月2日 15:00 ]

鳥越俊太郎氏
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 1日に発表された今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」。昨年まで審査委員長を務めていた鳥越俊太郎氏(76)が2日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜後1・45)に出演し、大賞選考の舞台裏を明かした。

 番組では、25年ぶりのリーグ優勝に貢献した広島・鈴木誠也外野手(22)の神がかり的な活躍を表現した「神ってる」が大賞を受賞したことを紹介。その中で、昨年まで審査委員長だった鳥越氏が「どういうプロセスで決まっているか説明してもいいですか」と切り出した。

 鳥越氏によると、事務局が50語ほど選出し、各審査委員が5点満点で採点。集計してトップ10をノミネート。さらに、トップ10を選んでその中から年間大賞を選出するという。

 そんな中、MCの俳優・坂上忍(49)が「噂によると、授賞式に出られないと(賞を)もらえないというのは本当なのか」と質問。これに対して鳥越氏は「大賞については、誰も来なかったら式が盛り上がらないので。主催者が、きっちりした式にしたいというね」と回答。噂を肯定すると、お笑いタレントの土田晃之(44)も「本の宣伝、『現代用語の基礎知識』を宣伝するイベントですから」と付け加えた。

 そこで鳥越氏が言及したのが、昨年の選考。「昨年は五郎丸さんだった。衆目の一致するところで、大賞だよねって」と、実際はラグビーW杯で、そのポーズが一躍脚光を浴びた「五郎丸」が大賞だったことを暴露した。しかし、事務所が調べたところ五郎丸が授賞式に出席できないことが判明。「急きょ『五郎丸』が外れて、代わりにみんなで四苦八苦して『トリプルスリー』と『爆買い』になった」と暴露して、出演者を驚かせていた。

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2016年12月2日のニュース