確執?認知症疑惑…“日本のお母さん”降板理由の真相とその最期

[ 2016年12月2日 20:41 ]

山岡久乃さん
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 1999年に亡くなった女優・山岡久乃さんの養女・泰子さん(45)が2日に放送されたTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)の2時間スペシャルに出演。「渡る世間は鬼ばかり」の降板騒動や、晩年の真相を明かした。

 1970年に放送を開始した「ありがとう」で水前寺清子(71)の母親役を演じブレークした山岡さん。これを皮切りに母親役のオファーが殺到し、“日本のお母さん”と呼ばれるようになった。

 90年にスタートした「渡る世間は鬼ばかり」シリーズでも岡倉節子役で人気を集めたが、98年にシリーズ4作目を目前に控え突然降板。その理由を語らなかったため、脚本家との確執を勘ぐるうわさや認知症疑惑も流れた。

 だが、泰子さんが語った事実は違った。降板騒動が起こる2カ月前に末期の胆管がんが見つかった。しかしがんを克服して女優復帰を考えていたことから、理由を言わなかったという。

 亡くなる直前には自身の葬儀に行こうとしたり、役所に死亡届を持っていくよう頼むなどしたことを語った泰子さん。「自分の最期もきっちりしたいんだね」と涙ぐんだ。

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2016年12月2日のニュース