「ドクターX」第8話は20・7% 6週連続7回目、また大台超え

[ 2016年12月2日 09:00 ]

テレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」の主演を務める米倉涼子
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 女優の米倉涼子(41)が主演を務めるテレビ朝日の人気ドラマ第4シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)の第8話が1日に放送され、平均視聴率は20・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。これで6週連続7回目の大台突破となった。

 初回20・4%は今年の民放連続ドラマ初の20%超えとなり、いきなり今年の民放連ドラ1位を記録。第2話は19・7%と微減したものの、第3話は前枠「日本シリーズ 日本ハム×広島 第5戦」の生中継が延長して50分遅れの放送開始ながら、今シリーズ最高となる24・3%をマークした。第4話以降も21・3%、第5話20・4%、第6話21・5%、第7話22・2%を記録。第8話も20・7%を叩き出した。

 「13~15%でヒット」と言われる現在のテレビドラマ界において驚異的な数字を連発し、今年の連ドラNo.1のメガヒットはほぼ手中に。異次元のハイレベルな水準で独走している。

 ビデオリサーチ社は11月14日、10月(3~30日)のタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内に視聴)の上位30番組を発表。「ドクターX」は9・5%(10月13日)で3位。TBS「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜後10・00)の13・7%(10月25日)に1位を譲った。

 ただ、総合視聴率(リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率の合計=重複は差し引く)となると、「ドクターX」は28・3%(リアルタイム=20・4%、タイムシフト=9・5%)で堂々の1位。「逃げ恥」は23・4%(リアルタイム=12・5%、タイムシフト=13・7%)で5位。「ドクターX」は、より“生”で見られる傾向にある。

 孤高の天才外科医・大門未知子(米倉)が金と欲にまみれた病院組織にメスを入れる人気医療サスペンス。2年ぶりのシリーズ第4弾は天敵・蛭間重勝(西田敏行)率いる国内最高峰「東帝大学病院」が舞台。医療の本質を見失い、病院の格付けに躍起になる“白い巨塔”に立ち向かう。

 第8話は“最後の独身大物アーティスト”と称される八乙女悠太(小西遼生)が人気絶頂の中、表舞台から忽然と姿を消した。世間は彼に関する報道で持ち切り。しかし、八乙女は手術が極めて難しい肝臓がんを患い「東帝大学病院」に極秘入院していた。その中、八乙女の手術はスーパードクター・北野亨(滝藤賢一)が担当。北野は最新の医療機器を用い、精密かつ完璧なオペをすると宣言。この最新機器に大門未知子(米倉)は興味津々。自分にオペをさせろと迫るが、無理だと一刀両断される。あきらめ切れない未知子は八乙女に直談判する…という展開だった。

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2016年12月2日のニュース