小栗旬“握手の刑”も野村周平ファン…ハンパな気遣いに「逆に傷つくわ」

[ 2016年11月12日 13:02 ]

映画「ミュージアム」の初日舞台挨拶を行った(左から)尾野真千子、小栗旬、妻夫木聡、野村周平

 俳優の小栗旬(33)が主演の映画「ミュージアム」(監督大友啓史)が12日、全国333館で公開。小栗は共演の尾野真千子(35)、妻夫木聡(35)、野村周平(22)、大友監督とともに東京・新宿ピカデリーで初日舞台あいさつに臨んだ。

 「○○の刑」と題した猟奇殺人を重ねるカエル男に翻ろうされる刑事を演じた小栗。「何事もなく初日を迎えられて良かった。今までの中でも、かなりチャレンジをしたキャラクター。こん身の一作ができたと思っている」と胸を張った。

 カエル男役のため、カエルのマスクをかぶり特殊メークで挑んだ妻夫木は、「本当に見えなくて、廊下が続いていると思ってダッシュしたらカメラにツッコんでお尻を強打して声が出ないくらい痛かった。周りが笑っているから、本当に何かの刑にしてやろうかと思った」と憎まれ口。尾野も、衣装ケースに閉じ込められるシーンで「2日前にトレーニングをして体中が筋肉痛だったのに、このドSに何度も入って出てを繰り返させられた」と大友監督にクレームをつけた。

 この日は「○○の刑」にちなみ、小栗が抽選で選んだ観客に“刑”を執行。当選した1人目の女性客は「キャストと握手ができるの刑」となったが、誰のファンか聞かれると「小栗…野村周平さんです」と戸惑い気味に吐露。小栗は「気を使ってくれたんだろうけれど、逆に傷つくわ」と苦笑いしていた。

 もう1人の女性客は「カエルまみれの刑」として、マスクなどカエルのグッズをプレゼントされ笑顔。すると今度は妻夫木が、「俺、カエル男やったのにもらってないわ」と不満を漏らしていた。

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