のん「生活するのが楽しくなった」主人公の"楽しみ探し"に共感

[ 2016年11月12日 13:19 ]

アニメ映画「この世界の片隅に」初日舞台あいさつに登場したのん

 能年玲奈から改名した女優・のん(23)が12日、都内で主人公の声を担当したアニメ映画「この世界の片隅に」初日舞台あいさつに出席した。

 映画の舞台は1945年の広島。戦時中も前向きに生きていく主人公・すずをのんが熱演した。毎日自分なりの楽しみを見つけていくすずを演じ「節約したり、リサイクルしたり、料理や生活することを楽しんでいる姿がとても素敵だと思いました」と笑顔。

 「それまで自分が毎日ごはんを食べるとか洗濯をするとか、生活の才能がなかったが、すずさんを演じて生活するのが楽しくなりました」と独特の表現で語り、会場の笑いを誘った。さらに、片渕須直監督(56)にも「監督も生活の才能がないですよね。仕事に集中してごはん食べるの忘れちゃったりするから」と指摘し、監督を苦笑いさせていた。

 映画の内容にちなみ、自身の幸せについて聞かれると「ポテトチップスとチョコレートを食べるのを制限していて、仕事が一息ついて、次の日に何もないときだけ、どちらかを食べることに決めているんですが、それを食べるときが幸せ」と告白。しかし、監督から「チョコ食べちゃいけないんですって言いながらキャラメルいっぱい食べてた」と暴露されると「キャラメルはまだ制限していなくて…」と照れ笑いを浮かべていた。

 イベントには主題歌を歌うコトリンゴ(38)も出席した。

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