「アメトーーク!」10月からゴールデン進出 週2放送に宮迫「無理やな」

[ 2016年9月30日 19:31 ]

「アメトーク!」ゴールデン進出会見を行う雨上がり決死隊

 お笑いコンビ「雨上がり決死隊」が司会を務めるテレビ朝日の人気バラエティー番組「アメトーーク!」が、10月からゴールデンタイム(毎週日曜後6・57)に進出。その初回、2時間スペシャルの収録が30日、東京・六本木の同局で行われた。

 2003年に深夜枠で放送が開始され、14年目で待望のゴールデン。しかも、現在のレギュラー枠(毎週木曜後11・15)は据え置かれ週2本の放送となるが、宮迫博之(46)は「率直に言っていいですか。年も50近くなって、マジか?と。ちょっとしたことでノドは痛くなるし、ギックリ腰なんで録り始めて無理やなと思った。後々、誰かが代役でMCをやっているかも」と、早くも撤退モードだ。

 一方の蛍原徹(48)は、「うれしいですよ。やっときたかという感じ。僕は、帯(番組)を目指しているんで」と意気軒高。だが、ノドの調子が悪く声が出にくかったため、すかさず宮迫が、「今日は顔も声もブサイク。帯になったら、途中からパントマイムになりますよ」とツッコんだ。

 10月16日放送の初回は「芸人体当たりシミュレーション」で、「アンガールズ」田中卓志(40)、「メイプル超合金」カズレーザー(32)、「フルーツポンチ」村上健志(35)、狩野英孝(34)らがゲスト出演。田中が、「ゴールデンになってコンプライアンスとかあるのかと思っていたら、深夜よりエグくなった。芸人の体がもたなくなる」と嘆き節。カズレーザーも、「熱した鉄板の上に乗るなんて、中世の拷問くらいしか知らない」と体を張ったことを明かした。

 今後、放送したい企画を問われ、ラルク・アン・シエル芸人、詩人芸人などのリクエストが出たが、蛍原が「競馬の凱旋門賞でマカヒキが勝つので、マカヒキ芸人をやりたい」とアピール。レースは10月2日(現地時間)だが、「勝つことは決まっています。マカヒキ好きは、いっぱいいてますよ。コアなところを攻めなきゃ」と力説した。

 日曜午後7時台は激戦区で、宮迫は「できるなら楽な枠が良かったけれど、テレビ業界全体で頑張っていくためには強いところに出て戦う方が面白い」と意欲。だが、写真撮影は足つぼマット上で行う体当たりシミュレーションとなり、「めっちゃ、痛いわ」と苦悶の表情を浮かべていた。

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