フジ社長 2番組スタートの古舘伊知郎に「力強い味方が来てくれた」

[ 2016年9月30日 15:46 ]

フリーアナウンサーの古舘伊知郎

 フジテレビの亀山千広社長(60)が30日に東京・台場の同局で定例会見を行い、10月の番組改編で2つの新冠番組をスタートさせるフリーアナウンサーの古舘伊知郎(61)についてコメントした。

 古舘にとっては、今年3月末にテレビ朝日「報道ステーション」を卒業して以来、初めてのレギュラー番組。持ち前のマシンガントークを十分に生かせるバラエティー「フルタチさん」(日曜後7・00)と「トーキングフルーツ」(火曜深夜0・25)の同時に2番組をスタートさせる。

 視聴率低迷が続く、同局だが、10月改編について「今いる定位置を抜けださない限り、次のステップはいけない。10月改編は編成が視聴習慣をどうつけて、枠イメージをどう定着させていくかが問われる改編かなと思う。10月改編で、必ずや1個だけでもヒット番組を作っていただきたい」と力説。さらに「ゴールデンプライムが上げていかなかないと、週末の強化は現場の人間たちもわかっている」とし、「日曜の2時間枠で古舘さんを起用して、“ザ・テレビ”だと思う。力強い味方が来てくれたかなと思う」と期待を寄せた。

 「フルタチさん」がスタートする日曜午後7時は、日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」がトップを走り、テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」も人気を集めている。さらに、テレビ朝日「日曜もアメトーーク!」、TBS「クイズ☆スター名鑑」と大激戦が予想される。8時台にもNHKの大河ドラマ、日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」もあり、強敵は多い。「番組の中身で勝負ですが、ファミリーというよりも少し大人の男の方を巻き込んで、面白がってみてくれるといい。エッジの効いたものを出してほしい」と話した。

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2016年9月30日のニュース