ロバート秋山　キャラは無限「1000人いける」　馬場に対抗心も…

ファッションデザイナーのＹＯＫＯ　ＦＵＣＨＩＧＡＭＩに扮する「ロバート」秋山竜次

　お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次（３８）が２７日、自らさまざまなキャラクターに扮したインタビュー集「クリエイターズ・ファイル０１」の出版を記念し、その中の１人、ファッションデザイナーのＹＯＫＯ　ＦＵＣＨＩＧＡＭＩ（ヨウコ・フチガミ）が新作ファッションショーを都内で開いた。

　「大御所のデザイナーはだいたい黒ずくめで、この髪形。バッチリはまった」と自画自賛のいで立ちで登場したフチガミ。漁師だった祖父の思い出をイメージしたトップにホタテ、アンダーにエビフライなどを大胆にあしらったコラボや、リサイクルをテーマに女性用下着をパッチワークにしたＴシャツなど奇抜なファッションを次々に披露した。

　フリーペーパー「ｈｏｎｔｏ＋」での連載をまとめたものだが、ＦＵＣＨＩＧＡＭＩによれば秋山は「始めて１年くらいたっても誰も気づいてくれない、とグチをこぼしていた」という。だが、ウエディング・プロデューサーの揚江美子の回が「秋山に似ている。かわいそう」などのコメントがＳＮＳで拡散され、一気に話題に上り書籍化につながった。

　同時期にロバートの馬場裕之（３７）が料理本を出したが、「あいつは自分の顔を帯でしか載せていない」と、この時ばかりは秋山に戻って対抗心を燃やした。そして、「こっちはこれだけ考えているんだから、そのストイックさを認めてほしい。この労力を世に出したいし、キャラは無限にいる。１０００人くらいいける」とシリーズ化に意欲を見せていた。