唐沢寿明「ラストコップ」映画化決定に余裕「なんなら台本なしの寸劇で」

[ 2016年9月27日 18:33 ]

映画化が発表されたドラマ「ラストコップ」の試写会で舞台挨拶を行った唐沢寿明

 俳優の唐沢寿明(53)と窪田正孝(28)がコンビを組む日本テレビと配信サービス「hulu」共同製作の刑事ドラマ「ラストコップ」(10月8日スタート、毎週土曜日後9・00)第1話の完成披露試写会が27日、都内で行われ、来年のゴールデンウイーク公開での映画化が発表された。

 昨年6月のスペシャルドラマ、その後のhuluでの連続ドラマ配信、今回の地上波での連続ドラマを経てスクリーンに進出。現在は連続ドラマの第2話を撮影中で、映画の脚本も完成していない段階だが、唐沢は「こっちが乗り遅れるくらい、スタッフが楽しんでいる。映画にするんだから、何か考えているんでしょう。なんなら台本なしの寸劇でやります」、窪田も「エンタメとして幅が広いので毎回が挑戦。延長線上でやりたいが、犯人をつかまえる刑事の仕事はしたい」と意欲を見せた。

 公開時期を考えればドラマと映画を続けて撮影するタイトなスケジュールになることも予想されるが、唐沢は「このドラマ、意外と速く撮れちゃうんですよ。勢いのあるうちに撮らないともたないから」と余裕の笑み。アクションシーンもシリーズを通しての魅力で、「人は年をとる生き物だけれど、体が覚えているのが悲しい。やったら芝居で疲れちゃうので、バランスを考えながら。でお、多少の見せ場はつくりたい」と控えめに抱負を述べた。

 上映前の舞台あいさつは、唐沢が30年間の昏睡から目覚めたという設定に合わせ、出演者はそれぞれ80年代風ファッションで登場。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのマイケル・J・フォックス(55)になり切った唐沢は、「帰り際、(ステージで踊っていた)ボディコンのお姉ちゃんの電話番号を聞いてバッチリ決めたい」と色気を見せていた。

 なお、舞台あいさつにはほかに和久井映見(45)、佐々木希(28)、黒川智花(27)のレギュラー陣、今回のドラマから参加する藤木直人(44)、竹内涼真(23)が登壇した。

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