藤原竜也 蜷川さんへ涙の弔辞「最高の演劇人生をありがとうございました」

[ 2016年5月16日 13:09 ]

蜷川幸雄氏の告別式に参列した藤原竜也

 多臓器不全のため12日に死去した演出家の蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さん(享年80)の葬儀・告別式が16日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。弔辞は蜷川さんと縁の深い5人の俳優、平幹二朗(82)、大竹しのぶ(58)、吉田鋼太郎(57)、藤原竜也(34)、小栗旬(33)がリレー形式で担当。最後を締めくくった藤原は「あなたは僕を生みました。最高の演劇人生をありがとうございました」と涙で声を詰まらせ、恩師を悼んだ。

 藤原は1997年、15歳の時にオーディションで蜷川さんに才能を見いだされ、舞台「身毒丸(しんとくまる)」主役に抜てき。同10月、ロンドン公演でデビューすると、蜷川さんから「30年に一度の天才」と絶賛された。

 藤原は蜷川さんから「アジアの小さな島国の俳優になるな」と激励を受けたことを回顧。そして「もがいて苦しんで、本当にどうしようもなくなった時に手を挙げろ。俺が引っ張ってやるから」との言葉を紹介すると、「蜷川さん、悔しいでしょう。悔しくて泣けてくるでしょ。僕らも同じですよ。もっと一緒にいたかったし、仕事がしたかった」と言葉を絞り出した。

 そして「思いをここにいる皆で受け継いで頑張っていきたい。気を抜いたら、バカな仕事をしたら怒ってください」と恩師に呼び掛けた藤原。「19年間苦しくも…まあ、ほぼ憎しみでしかないんですが」と蜷川さんから受けた厳しい指導をユーモアをまじえて振り返り、「本当に最高の演劇人生をありがとうございました。蜷川さん、それじゃまた」と締めくくった。

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