亀梨和也 天才怪盗に!連ドラで“山猫”役 ド派手アクションも

[ 2015年11月16日 05:30 ]

 KAT―TUNの亀梨和也(29)が、来年1月にスタートする日本テレビの連続ドラマ「怪盗 山猫」(土曜後9・00)に主演する。山猫と呼ばれる天才怪盗役で、悪者から大金を盗み、最後はその悪事を暴く。いわば「平成版の鼠小僧(ねずみこぞう)」だ。撮影開始を前に早くも山猫になりきっており、「来年1月 あなたの土曜夜9時をいただきます」と、視聴者をテレビにくぎ付けにする直筆の予告状までしたためている。

 原作は神永学氏の小説「怪盗探偵山猫」。シリーズ累計で発行部数50万部を突破する人気作だ。神永氏はドラマ化のオファーを受けた際、「原作より面白くすること」を条件にした。「挑戦状を喜々として受け取ってくれた猛者たちが、どんな作品を創り上げるのか」と“亀梨版”を楽しみにしている。

 本格アクションの要素も盛り込まれ、亀梨はワイヤアクションや、ビルからビルへの大滑空などにも挑戦する予定。「映画並みの派手なアクションになると思う。コンサートやミュージカルで何度もフライングを体験してきたから、怖さはない。むしろ楽しみ」と張り切っている。

 撮影は12月上旬に始まる予定。「皆さんの大切な時間をいただくために、身も心も怪盗になっていきたい」と意気込んでいる。

 山猫は、明るくひょうひょうとした性格だが、時折冷徹さを見せる謎の男という設定。福井雄太プロデューサーは亀梨の起用について「これ以上ない方をキャスティングさせていただいた」と話している。

 ≪ベムは映画化≫亀梨は11年の同局ドラマ「妖怪人間ベム」に主演。妖怪人間に成り切るため、ギャランドゥ(ヘソの下にある毛)やスネ毛をそったり、爪を意識的に伸ばすなどして役作り。こうしたことが話題となって、同作は映画化もされる人気シリーズとなった。亀梨のこだわりの演技で「怪盗 山猫」もシリーズ化につながるか、注目される。

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