松坂桃李 木村文乃VS菜々緒の“悪女対決”に「甲乙つけがたい」

[ 2015年10月4日 14:58 ]

ドラマ「サイレーン」の制作発表に出席した(左から)光石研、菜々緒、松坂桃李、木村文乃、山口紗弥加、船越英一郎

 俳優の松坂桃李(26)と木村文乃(27)が4日、フジテレビ系の連続ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(20日スタート、毎週火曜後9・00、初回2時間スペシャル)の都内で行われた制作発表に臨んだ。

 2人は恋人同士であることを隠して刑事としてコンビを組んでいるという役どころ。共演は4度目でキスシーンもあるが、前回の映画「ピース・オブ・ケイク」ではオカマとその女友達という設定だったため、松坂は「最初は男として、カレシとして見てくれるのか、ちょっと気まずかった。今は緊張もなく、信頼しています」と照れ笑い。一方の木村は、「ひと言交えたら大丈夫だなと思い、適度に放り投げています」と“姉さん女房”的なところをうかがわせた。

 菜々緒(26)演じる“完全悪女”が2人を窮地に陥れていくが、当の本人は「すっかり悪女イメージが定着していますけれど、今までで一番かも。気合しかありません」と早くも本領!?を発揮。「割と性格は男っぽいので、世間的なイメージはあまり気にしない。街中で歩いていても、怖いと思われて声をかけられないから楽くらいに思っている」とあっけらかんと話した。

 対する木村は、自身の悪女性を問われると「ちょっと、分からないですね」とオトボケ。すると、船越英一郎(55)が「その態度(が悪女)だよ」と指摘。さらに、木村に老舗のコンペイトウや自身の著書を差し入れしていることを暴露され、「男が心乱され、惑わされ、常軌を逸するのが悪女。その目が自分に向けられると思い込み、貢ぎ物を毎日届けている。これ以上いろいろ言うと家内(松居一代)が取返しのつかないことになる」とグチることしきりだった。

 これを踏まえ女優2人とのシーンが多い松坂は、「2人ともパブリック・イメージとは違って、とてもフランク。そのギャップに男性スタッフは転がされているんでしょうね。甲乙つけがたい」と評価。自身の悪女観については、「姉と妹の間で、こういう女性には気をつけろと言われ続けてきたので、いかに悪女が怖いかは分かっている。でも、だまされたとしても気が付かずに終わっている可能性もありますね」と自己分析していた。

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