「デート」 難しい続編も高評価 さらなる新作に視聴者期待

[ 2015年10月4日 14:00 ]

「デート~恋とはどんなものかしら~2015夏 秘湯」の1場面(左から長谷川博己、杏)

 今年1月クールに放送され好評だったフジテレビの月9ドラマ「デート」が、スペシャルドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~ 2015夏 秘湯」として9月28日に放送された。続編は前作を越えなくてはならない宿命にあり、高評価を得ることは簡単ではないが、今回は視聴者にさらなる続編を期待させる内容だった。

 恋愛ドラマはハッピーエンドで終了することが多いため、続編がつくられることはあまりない。月9ドラマでも続編が制作されたのは「ひとつ屋根の下」や、昨年のヒット作「HERO」など恋愛要素がそれほど濃くないものばかりで、最近でいえば純粋な恋愛ドラマの続編は山下智久・長澤まさみ主演の「プロポーズ大作戦」(07年)と、小栗旬・石原さとみ主演の「リッチマン、プアウーマン」(12年)くらいだ。

 「プロポーズ大作戦」や「リッチマン、プアウーマン」は最終回で描き切れなかったエピソードをスペシャル版で補完する形を採ったのに対し「デート」は突飛なキャラクターの面白さをさらに引き出したファンサービス満載の内容。超合理主義の主人公・依子(杏)が、自称「高等遊民」の巧(長谷川博己)と結婚の準備を進める中、巧に浮気疑惑が持ち上がるというエピソードを軸に、連ドラの楽しさを引き継いだ2人のいびつなデート風景も盛り込んだ。行き過ぎた浮気捜査などのコメディーパートのほか、「恋」とは一体何なのかを突き詰めた終盤のエピソードは通常の恋愛ドラマよりも深い恋愛ドラマとなっており、連ドラの作風を受け継ぎ、面白さが増した。

 データニュース社(東京)が行っているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)の満足度調査でも3・91(5段階評価)と高満足度の基準3・7を上回り、連ドラの平均3・87も上回った。視聴者の回答も「また続きがあれば見たいかも!」(28歳・女性)「続編を観たいので、ぜひ、また月9に帰ってきてほしい」(56歳・男性)など続編を望む声が多いほどで、がっかりした、焼き直し、となかなか好評を得られない続編への期待は大きいようだ。

 今回、2人が協議を重ねてきた「結婚契約書」の作成が振り出しに戻り、続編をにおわせる終わり方となった。次回も想像を超える新しい恋愛劇になるのか。視聴者の期待に応える新たな展開を待ちたい。

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