正恩氏映画ネットでも好調 購入数200万件以上

[ 2014年12月29日 22:26 ]

 北朝鮮の金正恩第1書記暗殺計画を描いたコメディー映画「ザ・インタビュー」について、製作したソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が24日開始したネット配信の有料レンタルと購入数が計200万件以上に達し、売り上げも1500万ドル(約18億円)を超えた。米メディアが28日報じた。

 有料レンタルと購入数の計200万件は、同社がネット配信した映画の中で最高の業績だという。25日に上映を開始した全米約330の映画館での興行収入も計約280万ドルを記録した。

 SPE関連会社のブルーワー社長はネット配信と映画館での上映がいずれも好調なことについて「大変うれしく思っている」と述べた。

 当初は2千~3千の映画館が上映を予定していたが、テロ予告を懸念した大手映画館チェーンが上映を見合わせ、大幅に減少した。

 米アップルは28日、米国とカナダの「iTunes」での同映画の配信を開始した。(共同)

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