明菜 紅白の伝説 89年は裏番組で会見、視聴率10%近く下落させた

[ 2014年12月29日 05:30 ]

02年、14年ぶりに紅白に出場し「飾りじゃないのよ涙は」を歌う中森明菜

 中森明菜(49)の紅白初出場はデビュー翌年。小泉今日子(48)、松本伊代(49)、堀ちえみ(47)ら同期の中では、早見優(48)とともに最初に紅組ステージに立った。

 88年まで6年連続で出場、レコード大賞受賞曲「ミ・アモーレ」「DESIRE」などヒット曲を歌ってきたが、89年は落選。同年大みそか夜は、都内で自殺未遂騒動を受けた会見を開いた。この模様はテレビ朝日が急きょ生中継し、紅白にぶつけた。会見中、紅白視聴率は10%近く下落したとされる。

 02年は14年ぶりの復帰舞台となったが、リハーサルでは高音域が出ないなど、万全には見えなかった。本番では「飾りじゃないのよ涙は」をピシャリと決め、無事に歌い終えると「やっと終わりました。凄い緊張しました」と笑顔。ただ、舞台裏では出演間際に控えの定位置にいなかったため、心配した番組スタッフが館内放送で呼び出すハプニングも起きた。

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