立川談幸 芸術協会へ 談志さん死去後初の移籍

[ 2014年12月29日 05:30 ]

 落語芸術協会(桂歌丸会長)が28日、落語立川流の真打ち、立川談幸(60)が来年元日付で準会員に加わることを発表した。

 11年に立川流家元の立川談志さんが亡くなってから、同協会に移籍する立川流の落語家は初めて。談幸は78年、談志さんに入門。83年に談志さんとともに落語協会を脱退し、都内の寄席には出演できなくなっていた。

 落語芸術協会の幹部は「寄席に出たいというのが一番大きな理由だろう」と話している。談幸は新宿末広亭での正月初席で代演することが決まっており、その後、徐々に出番を増やしていくという。

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