高良健吾 デビュー10周年に向け主演映画「悼む人」に自信

[ 2014年12月1日 13:56 ]

「悼む人」の完成報告会見に出席した(左から)貫地谷しほり、大竹しのぶ、高良健吾、石田ゆり子、椎名桔平

 俳優・高良健吾(27)、石田ゆり子(45)が1日、映画「悼む人」(来年2月14日公開)の完成報告会見を都内のホテルで行った。天童荒太氏(54)の直木賞受賞小説を、「トリック」シリーズなどで知られる堤幸彦監督(59)が映画化。高良は、「今の自分に必要な役だった」と並々ならぬ思い入れを語った。

 高良は、亡くなった人にまつわる愛を記憶に刻むための旅を続ける青年・静人という役どころ。「やっていて、すごく気づいたことがたくさんある。10代後半から20代の中頃までは、死んでしまったり殺さなければならない役が多く毎日のように考え感じてきたので、やっている時に腑(ふ)に落ちることがたくさんあった。この作品のために、ずっと準備をしてきたのかもしれない」としみじみ振り返った。

 大竹しのぶ(57)扮する母親の死とも向き合うが、「今までやってきたことが全部つながっていると感じたし、大竹さんの“続けることが大事なんだよ”というセリフで次の旅への一歩を踏み出していけそう」と、来年のデビュー10周年に向け意欲も新た。大竹も「高良くんとは、2日半くらいしかご一緒しなかったけれど、最初に高良くんの悼む姿の映像を見せてもらい、その祈り方があまりに美しくて会った時に目の前でやってもらったくらい」と絶賛した。

 高良と旅を共にする役どころの石田は、「原作を読んで自分から関わりたいと立候補し、願いはかなったけれど、本当に私にできるのかと思う日々だった」と述懐。それでも、「堤監督の現場が素晴らしく、いるだけで役にしてもらえるチームでした。関われて心から感謝しています」と喜びをかみしめた。

 堤監督は2012年に一度、向井理(32)主演で舞台化しているが、「これまでの経験やキャリアを横に置いて、真摯に向き合った」と強調。天童氏は、「編集の段階から7、8回見ているが、その都度、涙を抑えることができなかった。映画という共通言語で、日本のみならず世界に届けられることに大きな喜びと希望を抱いている。人類の宝になる映画です」と太鼓判を押していた。

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