文太さん妻 最近の夫を語る「小さな種を蒔(ま)いて去りました」

[ 2014年12月1日 14:56 ]

亡くなった菅原文太さん

 俳優の菅原文太さんが11月28日午前3時、東京都内の病院で転移性肝がんによる肝不全のため亡くなったことが1日、分かった。81歳だった。3人の子供の独立後、1998年には「東京の空気を吸いすぎた」とJR高山駅から車で30分ほどの岐阜県大野郡清見村(現高山市)に文子夫人と移住した。

 夫を失った文子さんはコメントを発表し、「7年前に膀胱がんを発症して以来、以前の人生とは違う学びの時間を持ち“朝に道を開かば、夕に死すとも可なり”の心境で日々を過ごしてきたと察しております」と、最近の菅原さんの気持ちを代弁。「“落花生は枝に還らず”と申しますが、小さな種を蒔(ま)いて去りました」と、生前の菅原さんの足跡を振り返った。

 文子さんのコメントによると、文太さんの願いは2つ。「一つは、先進諸国に比べて格段に生産量が少ない無農薬有機農業を広めること。もう一粒の種は、日本が再び戦争をしないとう願いが立ち枯れ、荒野に戻ってしまわないよう、共に声を上げることでした。すでに祖霊の一人となった今も、生者とともにあって、これらを願い続けているだろうと思います」。最後に文子さんは「恩義ある方々に、何の別れも告げず旅立ちましたことを、ここにお詫び申し上げます」と結んだ。

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