サザン初出場は百恵さんのラスト紅白　83年は“エアバンド”

サザンオールスターズ紅白出場内定

　サザン初の紅白となった７９年大会は、さだまさし、ゴダイゴ、石野真子、小林幸子、ジュディ・オングらも初出場。美空ひばりさんと藤山一郎さんによる特別出演枠が初めて設けられ、翌年引退する山口百恵のラスト紅白となった。

　２度目の紅白は８２年。桑田は三波春夫さんを意識した奇抜なメークと着物姿で「チャコの海岸物語」を演歌調で歌い、視聴者と番組スタッフのド肝を抜いた。

　翌８３年の「東京シャッフル」では、メンバー全員が楽器を持たずに登場して踊りまくる“エアバンド”の元祖ともいえる仰天パフォーマンスを披露した。ソロでは、桑田以外にも妻の原由子が９１年に「花咲く旅路」で初出場している。