冬季閉館を中断…「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」営業再開

[ 2014年11月20日 05:30 ]

夕張にある「“幸福の黄色いハンカチ”想い出ひろば」の献花台を訪れ、高倉健さんを追悼する女性

高倉健さん死去

 各地でも健さん追悼の動きが広がった。ロケ地だった北海道夕張市の観光施設「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」は急きょ営業再開を決めた。ファンからの問い合わせを受け、冬季の閉館を中断して11月末まで営業を再開。北海道千歳市から夫婦で訪れたという会社員嶋田幹彦さん(57)は「健さんの映画は心の支えでした」と話し、献花台に手を合わせていた。

 また、東映は丸の内TOEIなど映画館や、都内と京都市内の各撮影所に献花台を設置、多くのファンが手を合わせた。丸の内TOEIで最初に献花した新潟県の渡辺隆さん(73)は早朝の新幹線で上京。「寡黙な内にも正義を通す姿に憧れた。生まれ変わったらあんな男になりたい」と話した。東映によると、同館では約2500人のファンが追悼。全国4カ所で計4200人が駆け付けたという。

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